ちょいとそこまでプロジェクト②練馬区・高松編は二周目に入りました。

昨年春にはじまったちょいとそこまでプロジェクト❷練馬区・高松編、2年目に突入しました。
公演をするというのはなかなか大変なことで、気がつくと11月の上演が終わり、2月の再演と、特に下半期は駆け抜けてきた感がありました。その中で考えてきたこと、出会った言葉を凝縮したのが1年目の記録集「まちを想像する ちょいとそこまでプロジェクト❷練馬区・高松編 2017.04〜2018.03」です。町に出ること、集まること、話をすること、何かを作ること...について、いろんな人に言葉を寄せてもらいました。私たち自身もうまく言葉にあらわせないこの取り組みの手触りのようなもの、それを想像してもらうことのできる一冊になっていると思います。

さて、2年目です。2年目は昨年以上に「日々」を意識した時間にしていきたいと思っています。私たち自身を追い立てるようなことをせず、創作を日々の中に織り込み、地道にこしらえていきたいと思います。その中でドキュメンテーション(=記録すること)は、昨年以上に重要なものになります。このマガジンに残された言葉や風景、音が一つのアーカイブにもなるように。その様子を、みなさんも見守っていただけるとうれしいです。

それでは皆々様、今年もよろしくお願いします。

 

阿部健一


期  間  2018年4月〜2019年3月

メンバー  阿部健一、齋藤優衣、新藤秀将、谷陽歩、高橋由佳(以上、演劇活性化団体uni)、矢部祥太、粕谷知世(プレス)、

      トヨザワトモコ、塩田将也、 ほか

主  催  演劇活性化団体uni

助  成  練馬区環境まちづくり公社 平成29年度練馬区まちづくり活動助成羽ばたき部門認定


プロジェクトメンバー

阿部健一 Abe Kenichi

主宰・劇作・演出

1991年生まれ、東京都練馬区出身

 

中学・高校と演劇部に所属した後、日本大学芸術学部演劇学科にて劇作を学ぶ。2010年に演劇活性化団体uniを立ち上げ、すべての公演の劇作・演出を務める。環境と人の関係のありようにフォーカスした創作が特徴で、2013年頃からは「町/街/まち」を舞台とした活動に着手。2014年には「ちょいとそこまでプロジェクト」を始動する。現在は創作のかたわら、千葉大学大学院で地域計画について学ぶ。演劇を専門をしない人たちとのワークショップの企画・進行も行い、これまでのワークショップ開催地は東京都練馬区、中野区、千葉県松戸市、フィリピンルソン島北部コーディリエラなど。


齋藤優衣 Saito Yui

制作・俳優・デザイン

東京都江戸川区出身。日本大学芸術学部演劇学科卒業。卒業後、まちづくりと保育について学ぶ。現在、練馬区・江古田を拠点に活動する演劇活性化団体uniに所属し、マネジメント・プロダクトデザインを担当。また、まちの保育園の保育者としても勤めている。

暮らしに寄り添う、多様な文化活動を育める社会のあり方を考えながら日々活動を行う。

<代表的な作品>

指輪ホテル 越後妻有大地の芸術祭2015 「あんなに愛しあったのに〜津南町大倉雪覆工篇」 演出助手・ポールパフォーマンス出演

パラトリエンナーレ2017「sense of oneness」ステージパフォーマンス 演出助手

東京スープとブランケット紀行 「R.I.P.TOYKO」

アシスタントアドミニストレーター

 

 


新藤秀将 Shindo Hideyuki

企画・原案

1991年生まれ、埼玉県出身

演劇活性化団体uniに発足より参加。企画原案の作成に携わっている。

創作活動のほかに、ワークショップの立案や運営の相談役も務めている。


谷陽歩 Tani Akiho
コーディネーター

1994年生まれ、神奈川県秦野市出身。日本大学芸術学部演劇学科企画制作コース卒業。大学在学中は、演劇をはじめとする舞台芸術の企画・制作、またWSや演劇教育などの応用演劇の分野にも関心を広げ活動。現在に至るまで、劇団やダンサーの公演制作に携わる。現在は、都市型芸術祭の広報事務局など、舞台芸術に関わる制作者として働いている。uniの他に「隣屋」という演劇をする団体でも活動。

 

観劇やアートを理由に、たくさん寄り道をしていく国内旅行が趣味。江古田のすみっこに暮らしている。


高橋由佳 Yuka Takahashi

 

俳優

1991年東京生まれ。幼少より言葉に拠らない表現に親しむ。日本大学文理学部ドイツ文学科卒業後、ENBUゼミナール映像俳優コースに入る。同コース内にて制作された短編映画『遠くの水』(杉田協士監督)は第8回ちば映画祭にて上映された。本年よりuniに加入。美味しいものと映画と踊ることがすき。接客、チケットもぎり歴約5年。

uni『パノラマ?』ではダンスシーンの構成、高松マルシェでのライブ時は振り付けも担当した。

〈近年出演した作品〉

パルテノン多摩×FUKAIPRODUCE羽衣『愛いっぱいの愛を』(2016)

DenchuLab.2016参加作品 コジママサコ+くロひげ『でんちゅうさーん?はーい!』(2016)

スイッチ総研「象の鼻スイッチ」(2017)

いきずり アウトリーチ企画「杜子春たち」(2017)

大橋可也&ダンサーズ「ザ・ワールド 2017」(2017)

山本和穂個展「-sei」映像作品(2018)

 

五反田団「新年工場見学会2018」(2018)

 


矢部祥太 Yabe Shouta

俳優

1989年生まれ、福島県郡山市出身。日本大学芸術学部にて演技を専攻。

同大学内歌舞伎・舞踊研究会で歌舞伎を学ぶ。日本舞踊を花柳寿寛聖氏に師事。

野外劇、音楽劇、朗読等に出演。

≪主な出演舞台≫

三春アンサンブル支援会 「セロ弾きのゴーシュ」 朗読

歌舞伎・舞踊研究会  本公演 「伊勢音頭恋寝刃」 料理人喜助役

音楽劇 You've got mail #10「英雄からの手紙」以降の全公演に出演


粕谷知世 Tomoyo Kasuya

 

 

俳優

2013年に脚本・演出・主宰を務める演劇団体「プレス」を立ち上げ。

 

無隣館演出部を退団後、会社員として働く一方で、創作・出演に携わる。

 


トヨザワトモコ Tomoko Toyozawa

 

俳優

1989年、神奈川県・横浜市に生まれる。

小学生頃から少しずつ演劇に興味を持ち始め、画家になりたかったはずがいつのまにか演劇の道に。日本大学藝術学部演劇学科卒業。在学中は歌舞伎・舞踊研究会に所属し歌舞伎の実演を行う。俳優として出演するだけでなく、歌舞伎と日舞の経験を活かし着物の着付指導やコーディネート、所作の指導等も行う。俳優という生き方について考えながら活動中。近年の主な出演作に、劇団肋骨蜜柑同好会『草苅事件』/ 劇団子供鉅人『重力の光』『幕末スープレックス』『マクベス』等。

 


塩田将也 Masaya Shioda 

 

 

戯曲創作

大分県別府市生まれ。演劇作家。

ドラマツルギーカルアプローチを土台とした東京の満員電車における身体行動とその集団的共有に関する研究および発表で修士号を取得。前年度よりuniのプロジェクトに参加している。横から議論を混ぜ返してばかりだった昨年とは異なり、今年は具体的な作品の創作を求められる。持ち前の好奇心で快諾した彼の目の前には、かつてない '農の風景'が広がっていて…!?練馬区高松で繰り広げられる演劇活性化ファンタジー!

 


伊藤馨 Kei Ito

 

uni相談役・舞台照明家・ワークショップ・コーディネーター

 

練馬区の江古田(えこだ)生まれ、中野区の江古田(えごた)育ち。ある地域をリサーチし、その内容を使って作品を作り、また、それをコンテナの様にして運び、また別な地域をリサーチし、過去に集めたデータを他の地域に渡していく。演劇を行うものたちが持っていた未知のトランクを、遠くの人の前で拡げ。別の地域がそこから見る世界に思いを馳せさせる。私たちアーティストはメディアそのものである。生業は舞台照明家であり、時に学校教育に関するワークショップのコーディネートを行っている。uniでは相談役。進行方法や方向性を一緒に考える仕事を行っている。劇場で作られるものが実生活と切り離された危機感からuniの活動に参画している。


西村崇史とスウィンギンポストマン 

 

トロンボーンの西村崇史を中心に結成。古き良きニューオリンズのジャズをメインに、歌謡曲、映画音楽などをニューオリンズジャズにアレンジし、多彩な音楽を奏でるジャズバンド。

<メンバー>

西村崇史(トロンボーン)、松田義彬(パーカッション)、加々美皓太(ギター、バンジョー)

 


犬がひえちゃうよ Inu ga hiechauyo

 

劇作家

東京生まれ。高校生のころ演劇と出会い「なんかべつに、そのままの自分でもいいのか」と感じる。大学では戯曲を書く傍ら、さまざまな演劇に関わる。寿司やハンバーガー、ラーメンといった柔らかくかつ片手で食べられるものを好む。