左から)谷陽歩、高橋由佳、齋藤優衣、阿部健一、新藤秀将              photo by © GO (go-photograph.com)

2010年設立。演劇団体。uniは(うに)と読む。拠点は東京都練馬区・江古田。

廃工場や商店街、喫茶店といった代替不可能な空間での公演を積極的におこなっている。

まちづくり・保育・デザイン・文化政策・特殊車両運転など、演劇以外の専門性をもつメンバーが集まっていることを生かし、分野を横断しながら生活に身近な演劇のかたちを提案している。

2013年に公益財団法人練馬区環境まちづくり公社の「まちづくり活動団体」として認可を受け、現在は練馬区を拠点にまちを舞台とした活動に力を注ぐ。

 


阿部健一 ABE Kenichi

代表・演出

1991年生まれ、東京都練馬区出身

日本大学芸術学部演劇学科卒業。

在学中の2010年に演劇活性化団体uniを立ち上げ、以降すべての公演の劇作・演出を務める。環境と人の関係のありようにフォーカスを当てた創作をおこない、舞台は廃工場、喫茶店、商店街など多岐にわたる。 2013年頃からは特に「町」を舞台とした活動に力を注ぎ、2014年に地域住民への取材をもとに作品を作る「ちょいとそこまでプロジェクト」を開始。地域と演劇の幸福な関係構築の追求を通して、草の根レベルで演劇文化の活性化を目指す。

子どもや演劇を専門としない人たちを対象としたワークショップの企画・進行も行っている。

現在、千葉大学大学院園芸学研究科 木下勇 地域計画学研究室 博士後期課程に在籍。演劇によるまちづくりについて研究をおこなう。


齋藤優衣 SAITO Yui

制作・俳優・デザイン

1990年生まれ、東京都江戸川区出身。

日本大学芸術学部演劇学科卒業。在学中より練馬区・江古田を拠点に活動する、演劇活性化団体uniのマネジメント・フライヤーデザインを担当。幼少期より、祖母から編み物や手芸、台所仕事を見よう見まねで習い、手仕事や暮らしの所作に関心を持つ。

「uniのごはん会」を開くほか、「uniのかわらばん」編集・発行、「編むかい・縫うかい」を開くなど、暮らしのそばにある文化活動をささやかに行なっている。

また、指輪ホテル・加藤直氏・金井ケイスケ氏の演出助手としても様々な公演に関わる。  


新藤秀将 SHINDO Hideyuki

企画・原案

1991年生まれ、埼玉県出身

日本大学商学部卒業。

在学中の2010年に阿部と共に演劇活性化団体uniを立ち上げる。

一度社会人経験を経て、2016年よりuniに復帰。俳優、WS、その他企画原案などを担当する。

uni以外の団体でも活動しており、幼稚園やデイサービスなどの出張公演、小・中学生向けのWS、読み聞かせや音楽イベントなど様々な場所に参加する。また、大型免許、その他資格(牽引、大型特殊、整地・解体系建設機械、不整地他)を所持しており、活躍させる機会を淡々と狙っている。


谷陽歩 TANI Akiho
コーディネーター
1994年生まれ、神奈川県秦野市出身

日本大学芸術学部演劇学科企画制作コース卒業。

大学では演劇学科で企画制作を専攻、演劇をはじめとする舞台芸術の企画・制作、またWSや演劇教育などの応用演劇の分野にも関心を広げ活動。大学在学から卒業後の現在に至るまで、劇団やダンサーの公演制作に携わり、舞台芸術に関わる制作者として働いている。uniの他に「隣屋」という演劇をする団体でも活動。

観劇やアートを理由に、たくさん寄り道をしていく国内旅行が趣味。

江古田のすみっこに暮らしている。


高橋由佳 TAKAHASHI Yuka

俳優

1991年東京生まれ。
2014年、杉田協士監督短篇映画『遠くの水』に出演。

2017年、uni作品に出演、2018年に加入。

2017年以降、大橋可也&ダンサーズ作品、2018年より、五反田団「新年工場見学会」に出演。
美味しいものと映画と踊ることが好き。

 

〈近年出演した作品〉

パルテノン多摩×FUKAIPRODUCE羽衣『愛いっぱいの愛を』(2016)

DenchuLab.2016参加作品 コジママサコ+くロひげ『でんちゅうさーん?はーい!』(2016)

スイッチ総研『象の鼻スイッチ』(2017)

いきずりアウトリーチ企画「杜子春たち」(2017)

山本和穂個展「-sei」(映像作品)(2018)

RECEIVE ACE MAGAZINE 「IDEA」(2018)

韓成南『Revealing Collectiv Unconscious』(2018)

VACANT主催『アフォーダンスの効用(ききめ)』(2018)

劇団 阿彌『静かなる傾斜』(大橋可也振付ダンスシーンのみ、2018)

TPAM2020 フリンジ参加作品 はらぺこ満月 4品目『さんかくまる』(2020)




沿革・活動履歴

2010年03月 結成

        俳優の串田杢弥氏を招いたワークショップ

2010-11年    日本大学藝術学部にて数回の教室公演を実施

      「観客の身体へのアプローチ」を重視し、精力的に公演活動を行なう

2011年07月 劇場オムニバス公演 「ゆめゆめ」 於:THE GUIDE

     12月 廃工場公演 uni017食虫演劇「溶かせばいい」 於:スタジオアサガヲ

2012年04月 uni018人間双六演劇「神だのみ」 於:ART THEATRE上野小劇場

     08月 シアターグリーン学生芸術祭vol.6 Tang PengBグループ参加作品

        uni020町おこし演劇「だまされたと思って」 於:シアターグリーンBASE THEATER

2013年02月 銀河ホール学生演劇祭2013参加作品

       uni021越境演劇「よかれと思って」

       於:西和賀町文化創造館銀河ホールとほっとゆだ駅一帯

     07月 公益財団法人練馬まちづくり公社よりまちづくり団体として認定

     10月 江古田ユニバース2013参加企画

       uni022町中演劇「ちょいとそこまで」 於:江古田市場通り商店街一帯

2014年 03月 uni011純愛演劇「桃源郷」 於:珈琲店ぶな

     09月 ちょいとそこまでプロジェクト①練馬区・江古田編「ナイス・エイジ」 於:江古田市場 

2015年 01月 日本大学芸術学部助手展「joshuten2014」出展作品

       阿部健一+演劇活性化団体uni「うしあり〼(試作版)」 於:日本大学芸術学部江古田校舎

     03月 「ちょいとそこまでプロジェクト❶練馬区・江古田編」記録冊子刊行

     06月 夢屋20周年記念感謝祭夢フェス参加企画「うしあり〼(那須高原篇)」 於:古民家カフェ夢屋

     07月 uni001パン演劇 於:珈琲店ぶな

     08月 「作家気分でお話をつくってみよう!」ワークショップ実施 於:小竹図書館

     12月 mr.kanso勝田台店コラボ企画 Bar演劇「気をたしかに」於:mr.kanso勝田台店

2016年 02月 とにかく江古田プロジェクト 江古田冬のパンまつり参加企画 「江古田見聞録」於:江古田駅前広場

           05月 こどもまつりin三春「三春町のゆるきゃらになろう!」ワークショップ実施 於:福島ガイナックス

     05月 金曜日のお通夜参加作品「気をたしかに」於:新宿キャッツホール

     06月 「江古田の晩餐会!たぬきたん朗読会」第一話・二話を朗読 於:FlyingTeapot

           06月 「本と音楽のリラックスタイム」出演 於:練馬区立小竹図書館

         07月 第7回せんがわ演劇コンクール出場 uni007農耕演劇「そだててたべる」 於:せんがわ劇場

         12月 こたけあそび参加ワークショップ 「つくってあそぼうパペットシアター!」 於:八雲神社

         12月 「江古田の晩餐会!たぬきたん朗読会」第九話・十話を朗読 於:FlyingTeapot

         12月 Trial/Trip uni (一週間の滞在製作企画)於:西調布・浮く基地

2017年   3月 「パノラマ」於:STスポット

       4月 「ちょいとそこまでプロジェクト❷練馬区・高松編」始動

     11月 ちょいとそこまでプロジェクト❷練馬区・高松編上演プログラム

       「食べてしまいたいほど」於:みやもとファームとうふ房